はい。
ヒマついでにアラ4の回り道。
人生の迷子。漢アキタの寄り道。
せっかくなのでブログネタにしておきます。
文章ばっかりなのでいつもの感じより固めに書いてます。。
何を思ったか、いや、色々と理由はあるのですが、
6月に平日休みを取りまして、
計3日間ほどかけて、ある資格を取りに行ってきました。
それは、<赤十字水上安全法>の救助員の資格です。
それだけ書くと何のことかわかりませんが、
簡単に言うと、プールの監視員さんとかが持ってる資格デス。
教本通りに書くと、
<水を活用して健康の増進を図り、水の事故から生命を守るための知識と技術>
を学んできたワケです。
なんでその資格取ったの??!!と言われそうですが、
本業とは一切関係ありません。
ちょっと思うところありまして、、話せば長いので暇な人は直接聞いてください。。
で、ついでにどんなだったかを少し書いときます。
なかなか、ネットで検索してもやや古い情報しか出てこなくて、
私自身も講習参加するまで、どんな内容なのかあまりわからなくて、戦々恐々でした。
この記事は、もし興味ある方が検索して読んでもわかるように書いてみようかな。
赤十字だと、一般向けに救命講習とかやってまして、
AEDの使い方、応急手当の仕方、などなど、
年間通すとかなりの日数、さまざまな救命講習が行われてます。
その中に、赤十字水上安全法(以下水安)ってのがありまして、
水の危険性や特性、水辺で気を付ける事、
監視するときの注意事項や、事故が起きたときの対応が学べます。
水安には@とAがあって、@はプール講習。Aは海上講習です。
Aに参加するには@の資格取得が参加条件になってます。
水安@に参加するにも、赤十字の救急法基礎講習の受講を済ませていることが求められます。(同時受講も可能だったかも)
救急法基礎講習は人工呼吸や心臓マッサージ、AEDの使用法などなどを半日で学べます。
私も3月に受けてきました。土曜日の午後ですが、40人近く参加者がいて驚きました。
勉強になりますので、興味がある方はまずは基礎講習をおススメしますよ。
救命講習は各地の消防署などでも行われてますが、
私は水安を目指してたので、赤十字の講習を選択。
で話を戻して、水安@について、
赤十字広島支部で、平成31年度(令和元年度)だと、
水安@講習が年3回。6月、10月、2月に開催予定で、
廿日市(6月、2月)と、黒瀬(10月)で開催。詳しくは赤十字広島支部のHP観てね。
で、先の2月の受けようと思ってましたが、泳力が不安で、
6月までちょこちょこ練習しながら、当日を迎えました。
会場は廿日市のスポーツセンター。
まずは会議室で座学です。教本使って、水安の目的や意義、
水の特性や事故防止、安全管理などを学びます。
昼休憩をはさんで、いよいよプールに。
いつも使ってるプールが貸し切りです。
で、参加者は全員で8人。
予想してたより、少なくてびっくりでした。
年齢も若い方から年配の方まで様々、
すでに資格を持ってて再受講の方や、
仕事でプールの監視業務がある方、など様々で、
私の様になんとなく来た人は、居ないかも。。
午後のプールは体操した後、安全な入水法を学び、
さっそく泳力チェック。50mをクロールか平泳ぎします。
で、泳力を見てインストラクターの方が、2人1組のバディを決めていきます。
キレイに泳げなくても大丈夫そうで一安心。
で、バディを組んだら、実際の救助法を色々と行います。
溺者(要救助者)に腕をつかまれたりした際の離脱方法は、
プールサイドでバディ同士、まるで組手(笑
なかなか覚えるのが大変です。
で、水中で実践。
初対面同士なので、最初はお互い遠慮がちですが、
水安を学ぶという共通意識があるので、何度も練習します。
また、溺者(要救助者)を発見したら、
溺者発見!救助!と声を出しながら(大声)、プールに飛び込みます。
この降り方が<順下>というちょっと特殊な飛び込み方ですが、
つい顔まで水に入ってしまって、私は苦労しました。
レスキューチューブを使っての順下も行います。
途中、休憩をはさみながら、実技をしっかり学び練習します。
また、潜り込み、潜降の練習もします。
海で遊んでるから、これはイケる!と思ってましたが、
息が続かない。。
ヘッドアップクロールで近づく練習、
組みつかれた、抱き着かれたときの離脱などなど、
やることは多いです。
んで、チンプルの練習。
溺者のあごをホールドして、気道確保しながら運びます。
これも初めてやるので、ナカナカ。。
水中で移動する逆あおり足も大苦戦。。
ですが、インストラクターの方が細かい注意点や、
大事なところをしっかり教えて下さいます。
当日はインストラクター方が6名も来てくださって、
1人1人に熱心に教えて下さいます。
ほんと勉強になります。
で、実技の最後はみんなで立ち泳ぎ。
密かに練習してたので、褒められて、ちょっと嬉しいアラ4です。
あっという間に、初日が終わり、
また1週間後に集合です。家帰って教本で復習するも、
絵で見ると、組手のような離脱方法がよくわからなくなって、混乱しました。
それから、1週間後、2日目の講習です。
これも最初は座学。教本を進めていきます。
安全管理や実際の救助方法などを学びます。
で、お昼休憩後は、プールで実技。
チンプルで溺者を確保しながらの移動や、
その他の運搬方法、陸上からの救助方法、
脊損が疑われる人の体位変換、バックボードの使い方、
順下からヘッドアップクロール、防御の姿勢〜チンプル、運搬。
初日の実技の復習、逆あおりや、スカーリングの練習。
内容はホントに多岐にわたります。休憩をはさみながら練習練習。。
ちなみに、全部最後の検定の範囲です。
インストラクターの方から色々とアドバイスをもらいながら、
検定が最終日にあるので、みんな真面目に取り組みます。
2日目になると、苦手な所、上手くいかない所が自分なりにわかってくるので、
バディにお願いして、何度も練習。ホントにバディに感謝です。
で、2日目も終了。
最終日は学科テストに実技検定なので、気合が入ります。
そして、1週間後の最終日、3日目。
まずは学科テスト。
最初に勉強時間があります。が、勉強が間に合わず、、
学科が終わって青ざめました。。
この一週間あんなに時間があったのに、、と、
学生時代からの反省が、いまだに活かされない愚かさよ。。
と地味に凹みつつ、午後は実技検定。
バディ同士で溺者役を交代しつつ、
言われた課題をこなします。これも最初に練習時間があり、
インストラクターの方に教えを請いつつ、苦手を少なくしていきます。
3日目にもなると、一体感も出てきて、
検定で他のバディが救助出来ると、自然と拍手や声が上がります。
組まれたときの離脱、体位変換、順下からの救助、
逆あおりでの運搬など、これまで練習した事を、
評価表を手にしたインストラクターの皆さんの前でやります。
課題が伝えられて、実技検定。
何とも言えない緊張感。。そして、練習よりも運搬距離が長い。。
各バディそれぞれ救助実技が終わると、
泳力の検定も行います。400mのクロールor平泳ぎ、スカーリング、
潜降、そして最後の最後は立ち泳ぎ。3分以上で合格、5分出来ると加点です。
検定が全部終わり、歓声と拍手でホッと一安心。
してたら、インストラクターから、全員を2チームに分けて、演習しますと。
何のことやらよくわからないまま、2チームに分かれて、
最後の演習。
これは検定と関係ないようですが、ほんとに、、色々痛感しました。
ある意味、実技を超えた実践です。
これはホントに体験してよかった。勉強になりましたし、凹みました。。
そんなこんなで3日間の講習修了。
受講証をもらい、お疲れ様と拍手で解散です。
1ヵ月を過ぎたころ、
認定証と合格通知が届きました。
学科で青ざめてたので一安心でした。
ちなみに、1年ちょっと前まで、25mのクロールすら出来ませんでした。
25mの間に確実に溺者になる泳力でしたが、練習の甲斐あっての合格なので、
個人的には嬉しい通知でした。
もしも興味があって受けてみたい方がいたら、ぜひ受けてみましょう。
その際は、
・ある程度の泳力、50m以上、出来れば400m泳げる泳力。
・立ち泳ぎ 3分以上
この2つは出来た方が良いかと思います。
私もプールで立ち泳ぎ練習しました。
実技は細かく親切に教えて下さいますから安心して大丈夫です。
逆あおりは苦労しましたが。。
学科は、教本をしっかり覚えましょう。
テストは教本を覚えるのが一番。大事なポイントも教えてくれます。
そんな感じで文章ばっかりで面白くない記事ですが、
参考になればと思います。
主催の赤十字広島支部様、丁寧に教えて下さったインストラクターの皆さん、
参加者の皆さん、そしてバディには感謝申し上げたいです。
水の事故が少しでも防げますように。
さて、次は水安A!受講してきます。
海はどんな感じなのか。。楽しみであり、ちょっと不安。。
アラ4漢の寄り道、読んでくださって感謝です。
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